旅館とホテルには違いがあります。
旅館業法によると、「旅館」は「和式の構造及び設備を主とする施設」を設けているもので、「ホテル」は「洋式の構造及び設備を主とする施設」を設けているのが大きな違いです。
旅館とホテルは構造や設備が、和式か洋式かぐらいの差しかないのですね。
旅館業法・第二条
第二条 この法律で「旅館業」とは、ホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業及び下宿営業をいう。
2 この法律で「ホテル営業」とは、洋式の構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業で、簡易宿所営業及び下宿営業以外のものをいう。
3 この法律で「旅館営業」とは、和式の構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業で、簡易宿所営業及び下宿営業以外のものをいう。
4 この法律で「簡易宿所営業」とは、宿泊する場所を多数人で共用する構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業で、下宿営業以外のものをいう。