古い建物には石綿(アスベスト)が未だに使われていたりしますが、現在建築基準法では原則禁止となっておりま
す。
アスベストは天然鉱物で耐火性に優れ繊維が細かく加工もしやすいので、昔はよく使われていたのですが、現在は
肺気腫等の発症の可能性があるので禁止されています。
建築基準法・第二十八条の二
(石綿その他の物質の飛散又は発散に対する衛生上の措置)
第二十八条の二 建築物は、石綿その他の物質の建築材料からの飛散又は発散による衛生上の支障がないよう、次に掲げる基準に適合するものとしなければならない。
一 建築材料に石綿その他の著しく衛生上有害なものとして政令で定める物質(次号及び第三号において「石綿等」という。)を添加しないこと。
二 石綿等をあらかじめ添加した建築材料(石綿等を飛散又は発散させるおそれがないものとして国土交通大臣が定めたもの又は国土交通大臣の認定を受けたものを除く。)を使用しないこと。
(以後省略)